自分の練習や発表会の演奏を録音して聴くことは、勇気がいると思います。
たくさん練習したのに上手に弾けなかった…そんな日の録音を聴くのは怖いですよね。
現実から逃げたくなってその録音を聴くまでに時間がかかる方もいらっしゃると思います。でも現実と向き合わないと次に進むことができません。

録音を聴いてみると、「ここがダメだった」「ここは練習不足だな」と色々課題が見つかり、ガーン😥と思ってしまう方もいらっしゃると思いますが、そんな時は「次は絶対成功させよう」「もっと練習しよう」と向上心を持って前向きに考えていきましょう。
そして、「思ったよりここは上手に弾けてる」「今のこの音の出し方良かったな」と良いところもいくつか見えてくると思います。よく弾けてる部分はそれが自分の強みになります。自信を持って弾きましょう。

私の師匠も何度も「練習や本番を録音して聴いてみなさい。」とおっしゃっていました。
最初は「なんでだろう…自分の演奏を聴くのは嫌だな」と思っていましたが、聴いてみると「自分の思い描いていた音楽と全然違う!もっと美しく弾けてるつもりだったのに・・・😢」衝撃的でした。
でもそれからは何度も練習を録音して聴くようにしました。すると次第に思い描く演奏に近づいていきました。練習の時から自分の演奏を録音しておくと 客観的に自分の演奏を分析するようになり、細かい課題に気がつくことができ、やる気にもつながります!!
録音はレコーダーやスマートフォンで録音するのも手軽で良いですよね。
電子ピアノにも録音機能がついています。自分の演奏をすぐにその場で聴くことができる機能は便利ですね。
動画を撮ることも良いかもしれません。自分の身体の使い方、指の形や弾きづらいところが見えてくると思います。
私も今 練習中の曲が大体弾けるようになったら録音・録画します。
一緒に頑張りましょう!!
稲垣満有子

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